後悔しない腕時計の選び方-初めて腕時計を買う-

後悔しない腕時計の選び方-初めて腕時計を買う-

時間を知りたくなった時。
皆さんは何をご覧になりますか?

今この記事を読まれていらっしゃる殆どの方は

「スマートフォン」

そうお答えになるかと思います。

勿論、一番の理由は

「正確だから」

これに尽きると思います。

筆者もそれに対しての反論は一切ありません。
現代社会で時間を知る上で、最も時間に正確なのは常に通信し続け、
時刻を合わせてくれるスマートフォンで異論はないです。

しかし、そんなスマートフォンで簡単に正確な時間が判る時代だからこそ、
筆者は敢えて強く進言したい。

「腕時計を身に着けよう!
何故なら腕時計は素晴らしいものだから!」と。

腕時計とは

そもそも、様々な事が出来るスマートフォンとは違い、腕時計に出来る事は基本的にはたった1つ。

「時間が判る」

ただそれのみです。

世の中の数多ある製品の中で、出来る事がたった1つ、
更には、代替え品が山ほどある製品は、腕時計を除くと本当に極僅かです。

しかし、そのただ時間が判るだけの機械に対して、
並々ならぬ情熱と技術、そして技術者達の愛情が1つの製品に注ぎ込まれている事を、
皆さんはご存知でしょうか。

腕時計愛好家の多くの方は、その情熱や技術、そして愛情に魅力を感じ、
様々な時計に触れているのではないかと筆者は感じています。

そんな腕時計だからこそ、
身に着ける価値と意味があるとは思いませんか?

腕時計の種類

腕時計には大きく分けるとたった2種類で振り分ける事が出来ます。

電池で駆動する

「クオーツ式腕時計」

そしてぜんまいで駆動する

「機械式腕時計」

以下に簡単に説明します。
詳しく知りたい方は、後日の記事をご覧ください。

クオーツ式腕時計とは

クオーツ式腕時計は電池を動力源として動く腕時計の事です。
機械式腕時計よりも時計としての精度が高く、
平均月差は±15秒程度。
つまり1ヶ月間で15秒程度の誤差しかでないワケです。
正確性を求めるのであれば、クオーツ式腕時計を選んで間違いありません。

クオーツ式腕時計は電子制御で動いている為、
様々な機能を安価で追加出来る点も魅力です。

クオーツ式腕時計にもいくつか種類があり、

  • ボタン電池式
  • ソーラー充電による二次電池式

の2種類があり、それぞれに特徴があります。

ボタン電池式は、基本的に安価であり、気軽に購入する事が出来ます。
電池が無くなれば、電池交換をするだけで、引き続き使う事が出来ます。
概ね、ボタン電池式の腕時計の電池寿命は3年程度と言われています。
ですので、3年に1回交換すれば良いワケです。
電池交換の費用はお店にもよりますが、1000~3000円程度。
現在最も普及しているタイプの腕時計なので、故障しても修理は安価で済む事が多いです。
腕時計本体自体が非常に安価な事もあり、使い捨て感覚で使う方も多いです。

ソーラー充電式は、その名の通り、光による充電で、
時計内の二次電池に電力を溜める事が出来ます。
その為、定期的な充電を怠らなければ、
5~10年程度なら電池交換も修理もなしで使い続ける事が出来ます。
ボタン電池式よりは若干腕時計の価格帯が高めにはなりますが、
その分、電池交換費用が少なくなる為、一概に高いとは言い切れません。
また、正しい時間の標準電波を受信する機能がある時計も多く、
その場合は定期的な修正が自動的にされる為、平均月差は限りなく0に近くなります。

例えば、G-SHOCKは代表的なクオーツ式腕時計です。

こちらのモデルだと、電波ソーラータイプなので、電池交換も不要。
標準電波受信搭載で、日本だけでなく海外に居ても時計を自動修正。
更にはBluetooth搭載により、スマートフォンとリンクする事で、
通常の腕時計以上に多彩な機能を利用する事が出来ます。

機械式腕時計

機械式腕時計は、ぜんまいを巻き上げ、そのぜんまいが解ける力を利用して時計を動かします。
クオーツ式腕時計とは違い、ぜんまいが巻き上がってさえいれば、動き続ける為、
修理し続ければ、一生使い続ける事も出来ます。

平均日差は時計の価格帯により様々。
安価なものだと日差+45秒~-35秒とかなり大きなズレが生じる事も。
つまり、1日に+45秒~-35秒とかなりズレる事になります。
ですので時間を合わせる定期的な作業が必要になってきます。
(極端に言えば1日1回は修正ないと正しい時間にはならない)

機械式腕時計は、ぜんまいを含め、様々な部品が常に動き続けている為、
修理(オーバーホール)が欠かせません。
基本的には3~5年に1度修理に出すべきだと言われています。
修理費もかなり高く、概ね時計本体価格の5%~10%程です。

基本的にクオーツ式腕時計よりも時計自体の価格帯が高く、有名ブランドの殆どはこの機械式腕時計です。
芸術性に富んだデザインも多く、時計自体がステータスの1つにも成り得ます。

ぜんまいを巻き上げる方法は2種類あり、
「手巻き式」「自動巻き式」と呼ばれています。

手巻き式はその名前の通り、竜頭と呼ばれる時計側面の部分を使い、
自分の手でぜんまいを巻き上げます。

自動巻き式は、時計を身に着けている際の腕の振りを利用し、
時計内部のローターがぜんまいを巻き上げてくれます。
つまり、時計を身に着けてさえいれば、時計が止まる事は絶対にあり得ません。
毎日同じ時計を身に着ける方なら自動巻き式は素晴らしく楽な腕時計です。

例えばROLEXは誰もが知る代表的な機械式腕時計です。

サブマリーナデイトはROLEXのアイコンとも言うべき時計です。
美しいグリーンの文字盤は、昨今の流行を先取りしていました。

簡単なフローチャートをご用意しました

左上からスタートし、
YES・NOで答えれば簡単にオススメの時計が判るフローチャートをご用意しました。

サイズが大きく、スマートフォンの方は見づらいかもしれません。

本当に簡単なフローチャートではありますが、意外と的を射てるのではないかと思います。
他にも、多機能な時計が欲しい場合はクオーツ式腕時計一択になります。
勿論、機械式腕時計でも多機能な時計はあるにはありますが、お値段が一気に跳ね上がり、
初めて買われるには現実的ではありません。

まとめ

クオーツ式腕時計の利点は下記の通り

  • 時計としての正確さはピカイチ
  • 日常的に使う際の利便性が高い
  • メンテナンス費用or維持費が安い
  • 時計本体の価格が安い
  • 機能も多彩な時計が多い

一方、機械式腕時計の利点は下記の通り

  • 手巻き式の場合は自分の手でぜんまいを巻きあげるので愛着が沸く
  • 自動巻き式の場合は身に着けてさえいればぜんまいが勝手に巻き上げられるので楽
  • 芸術性が高い時計が多く、ちょっとしたステータスにもなる

時計としての性能、価格、費用等は全てクオーツ式腕時計が上回っています。
正確で、日常的に使いやすく、電池交換の費用だけで長く使え、
時計本体の価格も安い。

そうなのです。一見すると、機械式腕時計を買う必要は全くない様に思えます。

では、機械式腕時計の魅力は何なのでしょうか?
それはズバリ

「時計への愛」

これに尽きるのではないかと筆者は思っています。

次回からは、クオーツ式腕時計、機械式腕時計を更に詳しく紐解いていきます。

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