後悔しない腕時計の選び方-スウォッチグループ6-

後悔しない腕時計の選び方-スウォッチグループ6-

世界最大の時計グループ、SWATCH(スウォッチ)。

今回はコンプリケーションからスポーツウォッチまで、
非常に幅広いコレクションを所持する老舗時計ブランド。

「BLANCPAIN(ブランパン)」

その歴史や時計をご紹介します。

BLANCPAIN(ブランパン)の歴史

1735年、初代創業者、ジャン・ジャック・プランパンが自らのブランドを、
スイス、ジュラ地方に工房を構えます。

時計会社としての歴史は古く、諸説はありますが、
世界最古の時計ブランドとして現在までその歴史を紡いでいます。

1932年までは創業者のブランパン一族が経営に携わってきましたが、
それ以降、アシスタントだった2人がブランドを買い取り、
「レイヴィル株式会社」として時計部門を引き継ぎ、
ブランパンの名はブランド名として残ります。

1953年にはブランパンの中でも最も著名なモデル
「フィフティ ファゾムス」が発表され、大成功を納めます。
今なお続く人気シリーズとして、ブランドを牽引するモデルになります。

フィフティ ファゾムスの大成功、そしてその後発売されたレディバードの成功により、
BLANCPAIN(ブランパン)は最盛期を迎える事になります。

しかし、突如襲ったクォーツショックと世界不況により、
BLANCPAIN(ブランパン)は壊滅的打撃を受けてしまい、
事実上廃業に追い込まれます。

その後、クォーツショックから立ち直るべく、
敢えてクォーツの開発は殆ど行わず、
機械式時計の復権へと地道な開発・活動を続けていきます。

そして、1992年には現在も傘下になるスウォッチグループに買収される事になります。
その際、ブランドイメージを固持するかの様に、クォーツの製造をしない事を宣言。
その公約は今でもしっかりと守られており、
BLANCPAIN(ブランパン)のブランドイメージ向上に一役買っています。

BLANCPAIN(ブランパン)の時計

フィフティ ファゾムス

BLANCPAIN(ブランパン)で見逃すべきではないモデルと言えば、
やはりブランドのアイコンにもなっている「フィフティ ファゾムス」です。

フィフティ ファゾムスと言う名称は、
当時のダイバーズウォッチとしては驚くべき防水性能を誇り、
その防水性能が50ファゾムスという数値だった事から、
時計のモデル名に採用されている。
因みに50ファゾムスは約91Mまで潜水出来る性能を誇ります。

ダイバーズウォッチ自体が、開発された1953年当時には存在しませんでした。
元々がフランス軍の潜水部隊の為に制作された、言わば軍用時計だったのです。

その為、一切の妥協は許さず、BLANCPAIN(ブランパン)の技術力、
その全てが注ぎ込まれたと言っても過言ではない正にダイバーズウォッチの始祖。

現在でも、BLANCPAIN(ブランパン)と言えば、このモデルというイメージが強く、
特に国内では、BLANCPAIN(ブランパン)=フィフティファゾムス
と言っても過言ではない程、ブランドとしても全面に売り出している看板モデルです。

スタンダードなものでは、このバチスカーフ。
シンプルな文字盤。ドットの時字。
フィフティファゾムスの中でも特にシンプルなモデルです。

こういったクロノグラフモデルもあります。
こちらも、クロノグラフとしてはタキメーター等もないシンプルなもの。
フィフティファゾムスにはシンプルな文字盤がやはりしっくりきますね。

ただ、限定モデルは何れもシンプルながらアクセントになる文字盤が多く、
個人的にはフィフティファゾムスは限定モデルがイチオシです。
限定モデルは予約分で売り切れてしまう程、ブランパンでも屈指の人気を誇ります。

BLANCPAIN(ブランパン)その他の時計

BLANCPAIN(ブランパン)の腕時計は、総じてかなり価格帯が高いです。

コンプリケーションウォッチも多く、
また、自身のブランドイメージを維持する為に、
敢えて高級路線を貫いている点も価格帯が高い理由の1つです。

そんな高級時計が多いBLANCPAIN(ブランパン)でオススメのモデルをいくつかご紹介します。

最もスタンダードでクラシカルなシリーズがこちらのヴィルレ。
このウルトラスリムは、モデル名の通り手にしっかりと馴染む薄さと、
シンプルながらエレガントを感じさせる文字盤が魅力的です。
9時位置にパワーリザーブ表示もついているので、巻き忘れの心配も減少します。
こういったシンプルな文字盤の時計は、仕上がりで明らかな差が出ますが、
そこは名門のBLANCPAIN(ブランパン)、隙なく仕上げています。

もう1つエレガンスなシリーズのレマンは、
一風変わった文字盤が多いのが特徴。
クロノグラフを搭載しているモデルも多く、
文字盤がかなり独特なタッチになり、BLANCPAIN(ブランパン)らしさを感じ辛いかもしれません。
その為、個人的にはレマンであっても、シンプルな文字盤を選ぶ事をオススメします。
分針、時針でスケルトン針を採用している事が多いので、
そのスケルトン針が良いアクセントに感じるかと思います。

BLANCPAIN(ブランパン)で変わった文字盤をご所望であれば、
敢えてこのシリーズは如何でしょうか。
L-エボリューションはBLANCPAIN(ブランパン)らしさはないかもしれませんが、
その独特な文字盤は、注目の的になる事間違いなしです。
機能も文字盤も、革新的なモデルが多く、
新世紀のBLANCPAIN(ブランパン)といった印象を受ける事間違いなしです。
派手なものがお好みであれば、是非L-エボリューションシリーズをオススメします。

まとめ

  • BLANCPAIN(ブランパン)と言えばフィフティファゾムス!
  • 国内の一般的な知名度はややイマイチですが、
    時計好きには評価の高いモデルが多いです
  • 価格帯はスウォッチでもかなり高め。
    ラインナップモデルも考えると割と玄人好みなブランドです

フィフティファゾムスの限定モデルは毎年の様に登場しますが、
その出来はやはり素晴らしく、例年国内では予約分だけで完売する程。
技術的にも機能的にも独創的な物が多く、
BLANCPAIN(ブランパン)を選ぶのであれば、是非一度検討したい所です。

伝統と格式を考えるのであれば、やはり最もクラシカルなヴィルレシリーズを選ぶべき。
シンプルながら、ムーブメントの出来や文字盤の出来の良さは、
やはり老舗ブランドを感じさせる一品が多いです。

スウォッチグループの中では高級時計として位置づけられていますが、
その中でもかなり独特なポジションに位置するブランドでもあります。

文字盤に関しての好き嫌いはかなりハッキリ出るブランドである事は間違いないので、
時計初心者の方にはオススメしませんが、
高級時計が欲しいなと思い始めた方には、是非一度チェックしていただきたいブランドの1つです。

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