[イリーエスプレッソ]イリーエスプレッソを分析・解説

[イリーエスプレッソ]イリーエスプレッソを分析・解説

イリーエスプレッソは

  • イリーエスプレッソマシン
    (正式名称イリーイペールエスプレッソマシン)
  • イリーエスプレッソカプセル
    (正式名称イリーイペールエスプレッソカプセル)

の2つがあれば4タイプのエスプレッソを楽しめます。

イリーエスプレッソは現行3種類

イリーエスプレッソのマシンは現行で3種類あります。
また、在庫限りの機種がもう1種類あります。
どれもがデザイン性が高くスタイリッシュに使えるマシンばかりです。

illy Iperespresso X7.1

最上位機種であり、唯一スチームノズルを備えている「X7.1」

  • 本体重量:約5kg
  • 取り外し可能な水タンク:1.2 L
  • 本体寸法(WxDxH):20 cm x 34 cm x 35 cm
  • 保証期間:1 年
  • ポンプ圧力:最大15気圧
  • スチームノズル
  • 30分後自動スリープ
  • ボタン数:3
    電源、コーヒー(抽出量選択)、スチーム

最上位機種であり、非常に本格的です。
水タンク容量は1リットルと十分。
カプセルを入れるホルダーも、本当のエスプレッソを淹れるかの様。
本体上部はその構造を利用してカップウォーマー代わりにもなっており、
そこにカプセルを置いておけば、エスプレッソを飲むときに丁度良い温度になっています。
この機能を持ったカプセル型コーヒーマシンはイリーだけです。
また、現行機種では唯一フォームドミルクを作る為のスチームノズルを完備。
これにより、本格的なフォームドミルクを用いたカプチーノを作る事が出来ます。
勿論、コツを覚えるまでは難しいですが、一度覚えてしまえば忽ち、ご自宅がお店へと早変わりです。
現在の価格は3万円を切るくらいと、スチームノズルを持った機種としてはかなりお手頃。

illy FrancisFrancis! Y3

洗練されたデザインと高い利便性でエスプレッソを楽しめる。「Y3」

  • 本体重量:約3.6kg
  • 取り外し可能な水タンク:1 L
  • 本体寸法(WxDxH):10 cm x 31 cm x 36.5 cm
  • カプセルコンテナ(使用済みカプセル入れ)
  • カップスタンド
  • 保証期間:1 年
  • ポンプ圧力:最大19気圧
  • 15分後自動節電 (電源は自動で切れません)
  • ボタン数:3
    電源、エスプレッソ、ロングエスプレッソ

オシャレであり、機能もシンプル。
水タンク容量は1リットルと十分。
使用済みカプセル入れもあり、マシン上部のホルダーを開けると、
カプセルが使用済みカプセル入れに落ちる仕組み。
抽出ボタンはルンゴ用とエスプレッソ用のみの2つになっており、非常に分かりやすい。
勿論、2つの抽出ボタンで抽出出来る量は自分で決める事も出来ます。
価格帯は15,000円程度と、一番下の機種としては若干割高に思えるかもしれません。

illy FrancisFrancis! X9

最新機種であり、最も簡単かつスタイリッシュなモデル「X9」

国内販売はまだ未定でありますが、近々登場するでしょう。
水タンク容量は0.7リットル。
現行機種のなかでは最もスタイリッシュ。
全貌が明らかになっていませんが、価格帯が3万円程度なのを考えると、
X9は今後のスタンダード機種になるのかもしれません。

イリーエスプレッソのカプセルは全4種類

イリーエスプレッソのカプセルは、全部で4種類です。

  • ミディアムロースト
  • ダークロースト
  • ルンゴ
  • デカフェ

カプセル名がそのまま味の印象と同じです。
全て1缶に21カプセル入っており、価格は2,000円程なので、概ね1杯100円程ですね。

ミディアムロースト

非常に飲みやすいエスプレッソ「ミディアムロースト」

イリーエスプレッソのカプセルでは一番スタンダードな味わいになるのがこのカプセル。
コーヒーブランドだけあって、その味はおりがみ付き。
非常に飲みやすく、酸味と苦みのバランスが良いです。
少し冷めると酸味が立ってくるので、温かい内に飲み切ってしまうのがベストです。

ダークロースト

名前の通りやや重めの仕上がり「ダークロースト」

重めの仕上がりにはなっていますが、こちらもまた非常に飲みやすいエスプレッソです。
砂糖を加えたり、ミルクを加えるのであれば、ミディアムよりもこちらの方がバランスが取れます。
また、アメリカーノやルンゴサイズで飲む場合も、こちらの方が美味しく楽しめると思います。

ルンゴ

その名の通り、ルンゴサイズで飲む事を前提としたカプセル「ルンゴ」

ルンゴで飲む事を目的としたカプセル。
やや酸味が立っており、好き嫌いが分かれるかもしれません。
ミルクとの相性もダークローストに比べるとイマイチなので、
やはりルンゴでそのままいただきたい所です。

デカフェ

カフェインが入っていないスタンダードなカプセル「デカフェ」

デカフェタイプとしても非常にスタンダードなカプセルです。
デカフェとは言っても、香り高く物足りなさはありません。
個人的にはデカフェのエスプレッソの中でもかなり完成度が高いカプセルだと思います。

苦言

イリーエスプレッソのカプセルはどれも非常に完成度の高いカプセルばかりです。
価格帯も1つ100円と、カプセルタイプのエスプレッソとしてはまずまずな価格帯ですし、
美味しさは抜群です。
特にダークローストはそのまま飲んでもミルク等を加えても非常に美味しく、
お店に行く必要がなくなると言っても良い程。

ですが、残念な事に筆者はマシンの完成度(特にY3)に不満があります。
基本的に、エスプレッソやコーヒーを飲む場合は、
カップを温めて置くのが重要な手順というか、美味しく飲む秘訣の1つでもあります。
通常コーヒーを淹れる場合は、お湯を沸かす為、そのお湯でカップを温める事が容易です。
カプセル型コーヒーマシンの場合は、コーヒーやエスプレッソを淹れる前に、
お湯を空出ししてマシン本体を温める事が多いです。
そのお湯を使って、カップを温める事も出来る為、中々重要な手順なのです。

しかし、イリーのマシンはカプセルを入れない状態でのお湯の空出しがX7.1を除いて基本的に不可能です。
(そもそもX7.1はカップウォーマーがある為空出しも不要)
一応やろうと思えば出来ますが、周りがお湯でビチャビチャになります。
筆者はY1.1とY3を利用しましたが、
Y1.1の場合は、専用のカップウォーマー台があり、そこでカップを温める事が可能でした。
Y3はマシン自体をスタイリッシュ且つシンプルにしたため、カップウォーム機能が省かれました。
更にY3は空出しが不可能に近いので、
最終的に出来上がるエスプレッソは想定よりもぬるい状態になってしまうのです。

元々、手間を掛けずに美味しくコーヒーやエスプレッソが飲みたいから、
カプセル型コーヒーマシンを使っているわけで、
態々カップを温める為にお湯を用意しなければならないのは本末転倒です。

また、Y1.1、Y3共にカプセル排出時に引っかかる事があり、
この部分の完成度も低いと言わざるを得ません。

新機種のX9がどうなっているかはまだ分かりませんが、
改善されていれば良いなと思う次第です。

まとめ

カプセルの完成度とマシンの完成度の差が凄く激しいと言わざるを得ません。
現行機種でお買い求めになるならX7.1、もしくは在庫があればY1.1を強くオススメします。
どちらもサイズはそれなりに大きいですが、
デザインは本格的でオシャレですし、実に機能的です。
特にX7.1は、現行のカプセル型コーヒーマシンで唯一のスチームノズル付き。
何よりも、カプセルをホルダーに入れる瞬間から、
「これからエスプレッソを楽しむんだぞ」という雰囲気が強く、
マシンを使う作業自体にとても魅力を感じます。

唯一無二のマシンをお探しなら、是非X7.1を検討してみてください。
カプセルの完成度と、その魅力に一度取りつかれれば、
きっと毎日の素敵な相棒になってくれる事は間違いありません。

イリーエスプレッソカテゴリの最新記事